南極と北極 北極の人・アイヌ 北極でのビジネス 極域の漁業 極域の海 南極発見の歴史 南極の人と社会 生態系と気候変動 南極と北極が神戸にやってくる!?

南極と北極が神戸にやってくる!?

〜文系が探求する世界〜

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南極・北極公開講演会ウィーク

南極・北極に関する研究は、自然科学だけのものと思っていませんか?

世界では、歴史学、心理学、文化人類学、政治学、法学など南極と北極に関する文系(人文・社会科学)研究も盛んに行われています。 この度、2つの世界的な人文・社会科学系シンポジウム(SCAR SC-HASS Biennial Conference14thPolarLaw Symposium)が神戸大学で開催されます。 その中から日本の皆様にも興味をもっていただける講演や研究発表を一般公開いたします。 ご登録の上、会場にお越しいただくことも、オンラインで視聴していただくことも可能です。 この機会にぜひ最先端の南極と北極の文系研究の世界をのぞいてみて下さい!

  • 日時: 2021年11月18日(木)~11月23日(火・祝)
  • 会場: 神戸大学・出光佐三記念六甲台講堂 [アクセス]
  • 開催形式: 現地会場とオンラインのハイブリッド形式
  • 言語: 日本語(一部を除く)
  • 主催: 神戸大学極域協力研究センター(PCRC) [ホームページ]
  • 後援: 朝日新聞社
  • 登録方法: ページ下の参加登録フォームからご登録ください(参加費無料)
  • 申込締切: 講演会開催日前日 17時で締切、会議参加URLをお知らせします

* 各講演会のバナーから、【公式ホームページ(英語)】をご覧いただけます。

SCHASS

11月18日 (木) 10:00 開場
南極人文社会科学研究大会 開会式 10:30~10:40

村越 真
中山由美 生田依子 柴田明穂

オープニングセッション(Japan Session) 10:40~12:00

南極観測事業は文系研究にも貢献できる! [日本語・日英同時通訳]

本セッションでは、一見、自然科学研究ばかり行ってきたと思われがちな南極観測事業(JARE)が人文社会科学研究(文系研究)にどのように貢献してきたのか、そしてこれから貢献し得るのかを南極地域観測隊に参加経験のある3人の識者が議論します。

村越 真 (静岡大学・2017-18年南極観測隊に同行)

「自然の実験室としての南極:認知研究の場合」

心理学者がご専門の村越真氏は、南極地域観測隊に参加された数少ない人文社会科学研究者の一人です。 南極での認知研究のご経験を題材に南極地域観測事業がどのように人文社会科学研究に寄与してきたのか、お話頂きます。

中山由美 (朝日新聞記者・越冬隊を含む3回の南極観測隊に同行)

「南極観測事始め〜新聞記者の熱意が国民的熱狂へ」

越冬隊を含む3度の南極観測隊に参加された中山由美氏は、60年を超える日本の南極観測の歴史を振り返ることを通じて、その自然科学以外の分野への貢献や南極人文社会科学の重要性について幅広い視点からお話頂きます。

生田依子 (奈良県立青翔中学校・高等学校教諭・2016-17年南極観測隊に同行)

「教員南極派遣プログラムと探究的な学び」

生田依子氏は、教員派遣により第58次南極地域観測隊に参加され、その経験を日々の教育実践に活かしてこられました。 そのご経験を基に、教員派遣の教育的効果やそれをどのように効果的に活用できるのか、お話頂きます。

座長・柴田明穂(神戸大学PCRC・2016-17年南極観測隊に同行)

SCHASS

11月19日 (金) 17:30〜18:30

コーネリア・リューデッケ

ドイツ南極歴史学の第一人者が語る!世界の南極文系研究の軌跡 [英語・日英同時通訳]

コーネリア・リューデッケ (ドイツ・ハンブルグ大学)

「南極発見の歴史と人文社会科学研究の軌跡」

コーネリア・リューデッケ教授は、南極歴史学の草分け的研究者です。 今年、ドイツ南極観測活動の歴史をまとめた英語のモノグラフ『南極のドイツ人(Germans in the Antarctic)』(Springer)も刊行されました。 また教授は、ご自身の研究だけでなく南極人文社会科学の発展、とりわけ南極研究科学委員会(SCAR)の人文社会科学グループの創設にも尽力されてこられました。 この講演では、南極大陸の発見・探検の歴史と南極人文社会科学研究の歴史を対比しながらお話頂きます。 日本における南極人文社会科学研究のこれからを考える上で示唆深いものになること請け合いです。

日本の南極観測の歴史:ビデオ上映 [日本語]

南極・タロージローは生きていた 涛沸湖から南極へ ペンギン

「南極・タロージローは生きていた 1959年」(約25分)

第1回上映:11月18日(木)12:05-12:30 (会場とオンライン、Channel 1)
第2回上映:11月23日(火)13:45-14:10 (会場とオンライン、Channel 1)

「涛沸湖から南極へ 第一次遠征隊の記録」(約45分)

第1回上映:11月19日(金)12:30-13:15 (オンラインのみ、Channel 3)
第2回上映:11月21日(日)18:15-19:00 (会場とオンライン、Channel 1)
14PLS

11月21日 (日) 10:00開場 10:30-11:00

上田 晋 黒神由起子

第14回極域法国際シンポジウム開会式[英語・日英同時通訳]

上田 晋(書家・京都在住)

シンポジウムシンボル「極」作成動画

黒神由起子(ソプラノ歌手・神戸大学修了生)

シンポジウムテーマソング「瑠璃色の地球」生演奏

コロナ禍の中、研究コミュニティーに活力と癒やしをお届けします!

ティム・ステファン 原田尚美 柴田明穂

オープニングセッション 11:00-12:15

極域の海が酸性化している!どうする? [英語・日英同時通訳]

ティム・スティーヴンズ (オーストラリア・シドニー大学)

「海洋酸性化と極域の海洋:地球規模の課題に取り組むための極域リーダーシップ」

原田尚美 (海洋研究開発機構)

「北極海の海洋酸性化:何が問題となっているのか?」

座長・柴田明穂(神戸大学PCRC)

近年、海の酸性化が国際社会の課題となっています。本セッションでは、海洋酸性化問題に関する最新の科学的知見と、本問題に取り組むための国際的なガバナンスのあり方について健闘します。 極域の専門家は、この地球規模課題にどのように取り組もうとしているのでしょうか。
極域の自然科学者と国際法学者の2人が「極域におけるリーダーシップ」について議論します。

14PLS

11月22日 (月) 16:30〜18:30

グドムンドール・アルフレッドソン

アイヌと北極域の先住民族、お互いから何を学べるか [英語・日英同時通訳]

グドムンドール・アルフレッドソン (アイスランド・アクレイリ大学)

「国連国別視察団:アイヌと北極」

1991年、国連事実調査委員会は日本のアイヌ民族のもとを訪れました。 その際のメンバーの一人だったアルフレッドソン教授が当時の日本訪問の様子を振り返り、日本において、どのよう国際人権法がアイヌの人権に影響を与えてきたのかについて解説します。 そして、国際人権法学者・アイヌ民族研究家・文化人類学者らがアイヌと北極域の先住民族の権利の保護について議論します。

14PLS

11月23日 (火・祝) 9:00〜10:30

森下丈二 エヴァン・ブルーム

北極と南極の海の漁業と環境保全を考える [英語]

森下丈二 (東京海洋大学)

「中央北極海漁業協定:極域海洋ガバナンスにおけるその課題と役割」

エヴァン・ブルーム (米国・ウィルソンセンター)

「南極海のガバナンスと海洋保全–北極との比較」

北極と南極の海の生態系と漁業は2つの条約で統治されています。 1980年「南極の海洋生物資源の保存に関する条約:CAMLR条約」と2018年「中央北極海における規制されていない公海漁業を防止するための協定」です。 どちらも壊れやすい極域の海の生態系の保護について取り組むための国際的に拘束力のある重要な条約ですが、重大なガバナンス上の課題に直面しています。

極域の海を守るためのこれらの条約について、豊富な外交交渉の経験を持つ2人の専門家が、この課題について議論し、将来の方向性についての考察を行います。

14PLS

11月23日 (火・祝) 11:00〜12:30

原田大輔 植木孝太 岡田光太

北極における日本のビジネスを考える [日本語・日英同時通訳]

原田大輔 (石油天然ガス・金属鉱物資源機構)

「北極域における石油天然ガス開発:特に加速するロシアの現状とその背景、北極海航路利活用の課題について」

植木孝太 (日揮グローバル株式会社)

「セット・アイズ・オン・ジ・アークティック」

岡田光太 (株式会社 商船三井)

「北極海航路の持続可能な利用」

北極海航路の開発は、世界のビジネスにも変革をもたらします。 遠く離れた北極海航路と日本とのつながりは?そして、日本の産業界は北極域でのビジネスチャンスをどのように捉えているのでしょうか。
 北極域開発において日本を代表する産業界の専門家から、特に液化天然ガス(LNG)開発についてご説明いただきます。 その後、北極域における持続可能な開発の取り組みや課題について、国際海洋法の専門家を交えてパネルディスカッションを行います。

14PLS

11月23日 (火・祝)17:00〜18:30

ネンギュウ・リウ 木村ひとみ

瑠璃色の地球:生物界と気候系からのメッセージ [英語・日英同時通訳]

ネンギュウ・リウ (オーストラリア マッコーリー大学)

「しのびよる絶滅の危機と極域国際法」

木村ひとみ (大妻女子大学)

「瑠璃色の地球のための極域法とガバナンス:気候COP26からのメッセージ」

本セッションでは、地球環境ガバナンスに関する2つの重要な国際会議、すなわち10月に中国で開催された生物多様性条約(CBD)COP15と、11月イギリスで開催される国連気候変動枠組条約(UNFCCC)のCOP26の直後に開催されます。 2人の国際環境法の専門家が、これらの会議における最新の議論について解説します。 第14回極域法国際シンポジウムのテーマでもある「瑠璃色の地球」のために、今後のガバナンスのあり方について極域法が語りかけるメッセージに耳を傾け、考えましょう。

感染症対策のため来場人数を制限させていただきます。
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その場合には事務局から別途ご連絡をさせていただきます。